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ートイレリフォームで快適&節水を実現する方法ー

 

トイレリフォームで快適性と節水を両立する理由

トイレは、家族全員が毎日使用する場所であり、快適さと清潔さを求められる空間です。加えて、近年では水道代の削減や衛生面の向上を目的とした節水型トイレの需要も高まっています。トイレリフォームを検討する際には、「使い心地」「清掃のしやすさ」「経済性」といった複数の要素をバランスよく考慮することが大切です。

古いトイレでは、1回の洗浄で13リットル以上の水を使うケースも珍しくありません。これに対して、現在主流となっている節水型トイレは、わずか3〜5リットル程度で十分な洗浄力を発揮します。1日に数回使うものですから、月単位・年単位で考えると大きな節約につながります。

また、フチなし形状や自動洗浄機能など、お掃除の手間を軽減する最新機能も人気です。高齢者のいるご家庭では、手すりの設置や段差の解消といったバリアフリーリフォームを同時に行うこともおすすめです。毎日の生活に直結する場所だからこそ、より快適で安心できる空間づくりが求められています。

節水型トイレの種類と選び方

タンク付きトイレ

タンク付きトイレは、従来からある一般的なタイプで、水圧に関係なく設置できるのが特徴です。節水型でも多くのモデルが登場しており、価格も比較的リーズナブルなため、コスト重視の方におすすめです。

最新のモデルでは、洗浄に使う水量が4.8リットル以下に抑えられており、従来のものと比べて大幅な節水効果が期待できます。また、フチなし形状や抗菌仕様の便座など、清潔性を重視した製品も多くあります。

タンクレストイレ

タンクレストイレは、見た目がスッキリしており、トイレ空間を広く感じさせるデザイン性の高さが魅力です。水道直結式のため、水圧が十分でないと設置できない場合もありますが、多くの新築住宅や水圧の高い地域では問題ありません。

このタイプのトイレは、オート洗浄機能や自動開閉機能など、利便性を追求した機能が充実しているのが特徴です。節水性能も非常に高く、メーカーによっては年間の水道代が1万円以上節約できる試算もあります。

温水洗浄便座との組み合わせ

節水型トイレに温水洗浄便座を組み合わせることで、さらに快適なトイレ環境を実現できます。暖房便座、脱臭機能、ノズルの自動洗浄など、細やかな快適機能が標準搭載されているモデルが増えています。

リフォームの際には、トイレ本体と便座を別々に選べるセパレートタイプか、一体型でスマートな設計のコンパクトタイプかを検討するのもポイントです。

リフォームのタイミングと注意点

リフォームに適したタイミングとは

トイレの耐用年数は一般的に10年から15年程度と言われています。目に見えた劣化がなくても、内部の部品が摩耗していたり、水漏れのリスクがあったりするため、定期的なメンテナンスとともに10年を過ぎたら交換を検討するとよいでしょう。

以下のような症状が現れたら、リフォームのサインです。

* 水漏れやタンクの故障が頻発している
* ニオイが取れない、掃除しても臭いが残る
* 水の流れが悪くなった
* 座ると便座がガタつく

これらは、トイレ本体の経年劣化や構造上の問題がある可能性があるため、リフォーム業者に相談して点検してもらうことをおすすめします。

リフォーム時の注意点

トイレリフォームを行う際には、以下の点に注意しましょう。

* コンセントの位置や数:温水洗浄便座やタンクレストイレには電源が必要です。新たにコンセントの増設が必要になることもあります。
* 配管の状態:築年数が経っている住宅では、排水管や給水管の状態確認が重要です。場合によっては配管工事が必要になることもあります。
* 床材の選定:トイレの床は耐水性と掃除のしやすさが重要です。クッションフロアや防水性の高いフロア材を選ぶと安心です。
* 工事期間:便器の交換のみであれば1日で完了するケースが多いですが、床や壁も含めたリフォームの場合は数日かかることがあります。

工事中は仮設トイレを用意する必要があるかどうかも、事前に確認しておくと安心です。

費用相場と補助金活用のポイント

リフォーム費用の目安

トイレリフォームの費用は、選ぶトイレの種類や工事範囲によって大きく異なります。以下は一般的な費用相場の目安です。

* トイレ本体の交換のみ:10万〜25万円
* トイレ+温水洗浄便座:20万〜35万円
* 床・壁・天井の内装も含むリフォーム:30万〜50万円

バリアフリー対応や手すり設置などのオプション工事を含めると、さらに費用が加算されますが、安全性や快適性を考えると価値のある投資です。

補助金制度の活用

豊川市をはじめ、各自治体では高齢者対応や省エネを目的とした住宅リフォームに対して補助金制度を設けている場合があります。例えば、バリアフリーリフォームに関しては、高齢者住宅改修費の助成制度が利用できることがあります。

補助金を活用する際には、以下の点を確認しましょう。

* 補助金対象の条件(年齢・収入・要介護認定など)
* 工事の前に申請が必要なケースがある
* 登録された業者による工事が必要なこともある

制度の詳細は市区町村ごとに異なるため、リフォームを計画する際には、早めに地元の行政窓口や工務店に相談するのがおすすめです。

快適でエコなトイレリフォームを実現するには

トイレリフォームは、単なる設備の交換にとどまらず、生活の質を大きく左右する大切な工事です。節水や掃除のしやすさといった機能面だけでなく、デザイン性や使い勝手にもこだわることで、日々の暮らしがより快適になります。

また、補助金制度を上手に活用すれば、費用を抑えながらハイグレードなトイレへのリフォームも夢ではありません。見積もり段階から複数のプランを比較検討し、信頼できる業者と相談しながら進めることが成功のカギです。

リフォーム後の満足度を高めるためには、自分たちのライフスタイルに合った機能やデザインを選ぶことが何より重要です。将来のライフステージも見据えて、安心して長く使えるトイレ空間を整えていきましょう。

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