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ーバリアフリーリフォームで安心の住まいへ!手すり・段差解消の事例を解説ー

手すり設置や段差解消で叶えるバリアフリーリフォームの基本と事例紹介

年齢を重ねるとともに、住まいの中で「ちょっとした段差につまずくようになった」「浴室での転倒が心配」「階段の上り下りがきつく感じる」といった変化が現れることがあります。こうした不安を解消し、長く快適に暮らすために注目されているのが、バリアフリーリフォームです。

バリアフリーとは、高齢者や身体に不自由のある方が安心して生活できるよう、物理的な障壁を取り除いた住環境のことを指します。この記事では、バリアフリーリフォームの基本知識から、実際に豊川市で行われた施工事例まで詳しくご紹介します。

なぜ今、バリアフリーリフォームが必要とされているのか

バリアフリーリフォームのニーズが高まっている背景には、日本の高齢化社会が深く関わっています。国土交通省の統計によると、65歳以上の高齢者のうち、約80%が自宅で生活を続けたいと希望しています。その一方で、住宅内での転倒や事故のリスクも年々増加しています。

特に住宅の中でケガが多い場所としては次のような場所が挙げられます。

– 浴室(滑りやすく、段差も多い)
– トイレ(狭く立ち座りの動作が多い)
– 階段(転倒による骨折のリスクが高い)
– 玄関(段差が多く、出入りに支障が出やすい)

このような場所に対し、安全性を高めるための対策を講じるのがバリアフリーリフォームの目的です。

基本から学ぶバリアフリーリフォームの内容

バリアフリーリフォームにはさまざまな施工内容がありますが、代表的なのは以下の3つです。

手すりの設置

最も基本的で取り入れやすいのが、手すりの設置です。転倒の予防や、立ち座りのサポートに効果的で、高齢者に限らず、誰にとっても安全性を高める設備です。

主に設置される場所としては、

– 階段(上り下りの補助)
– トイレ(立ち座りをサポート)
– 浴室(浴槽の出入り時の補助)
– 玄関(靴の脱ぎ履きや出入り時の支え)

などがあります。設置する高さや位置も利用者の体格や動作に合わせて最適化する必要があります。

段差の解消・スロープの設置

室内外の段差は、つまずきや転倒の原因になります。リフォームでは、床の高さを調整する「段差解消」や、スロープを設置して車椅子や歩行補助具でも通れるようにする工事が行われます。

具体的な施工例としては、

– 室内の敷居を撤去し、フラットな床に統一
– 玄関ポーチに緩やかな傾斜のスロープを設置
– トイレや洗面所の床の高さを調整

といった工夫で、安全でスムーズな移動が可能になります。

扉の変更・間取りの見直し

車椅子での移動や介護を受ける場面を考慮すると、ドアや通路の幅も重要なポイントになります。

– 開き戸から引き戸への変更(開閉がしやすく、通行の妨げにならない)
– 廊下の幅を広げる(車椅子や歩行器でもスムーズに移動可能)
– トイレや洗面所のスペースを広げる(介助が必要な場合の動線確保)

これらを組み合わせることで、より自由で快適な住まいに近づけます。

豊川市で実施したバリアフリーリフォーム事例

ここでは、実際に豊川市で工創が施工を担当したバリアフリーリフォームの事例をご紹介します。

事例①:手すり設置と浴室の滑り止め対策

【ご依頼内容】

70代ご夫婦から「浴室で足を滑らせそうになることが増えたので、安全対策をしたい」というご相談をいただきました。

【施工内容】
– 浴槽横と出入口に手すりを設置
– 床を滑りにくい素材に張り替え(クッション性のある防滑シート)
– シャワー位置を調整し、立ったままでも安全に使えるように配置変更

【施工後の声】
「今では安心して毎日お風呂に入れます。転倒の心配がなくなっただけで、こんなに気持ちが楽になるとは思いませんでした。」

事例②:玄関スロープと引き戸への変更

【ご依頼内容】
足腰の弱ったお母さまのために、玄関の段差をなくし、室内でも移動しやすくしたいというご要望でした。

【施工内容】
– 玄関前の2段ステップを撤去し、緩やかなスロープを新設
– 室内の開き戸をすべて引き戸に変更し、通行時の負担を軽減
– トイレも出入りしやすいようスペースを広げてレイアウト変更

【施工後の声】
「母の移動がスムーズになり、家族全員が安心して過ごせるようになりました。玄関の見た目も自然で、お客様にも好評です。」

リフォームを成功させるための注意点とお得に進めるコツ

バリアフリーリフォームは見た目だけでなく、実用性や安全性が求められます。施工を依頼する前に、いくつかのポイントを確認しておくと安心です。

利用者の動線や動きに合わせて設計する

設計の段階で「誰が・どのように使うか」を明確にすることが重要です。

– 使用者の身長や体格に合わせた手すりの高さ
– よく使う場所に重点的に対策を施す
– 家族全員が不便を感じないよう配慮する

こうした視点でプランを立てると、無駄のないリフォームが実現できます。

助成金や介護保険制度を活用する

バリアフリー工事は、公的制度を活用することで自己負担を軽減できる場合があります。

– 豊川市の住宅改修助成制度
– 介護保険による住宅改修費の一部支給(要介護認定が必要)
– 県や国の高齢者住宅支援制度

これらを活用するには、事前の申請や条件の確認が必要です。工創では申請手続きのサポートも行っていますので、ご相談ください。

信頼できる地元の業者に依頼する

バリアフリーリフォームでは、地域の特性を理解し、柔軟に対応してくれる地元業者を選ぶのが理想です。

– 地域密着で実績のある施工店
– 福祉住環境コーディネーターなどの資格を持ったスタッフが在籍
– アフターフォロー体制がしっかりしている

工創では豊川市を中心に、多くのバリアフリーリフォームを手がけてきた経験があります。

家族みんなが安心できる住まいづくりを始めましょう

バリアフリーリフォームは、高齢者や体の不自由な方のためだけではなく、すべての人にとって安心・快適な住まいを実現するための取り組みです。

「最近、家の中での移動が不安になってきた」「将来に備えて安全な住環境を整えたい」と感じたら、早めの検討をおすすめします。

豊川市でリフォームをお考えの方は、地域に根差した工創までお気軽にご相談ください。無料相談・見積もりを通じて、あなたにぴったりのリフォームプランをご提案いたします。

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